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「赤毛のアン」にはさまざまなお菓子が登場します。
中でも印象深いのが大事件を起こした「いちご水」でしょうか…。
私の母は会社勤めをしていたせいか、小さい頃はホットケーキ以外のお菓子は作っ
てもらったことがなくお菓子は買うもの!と思ってきました。
マリラが作るたくさんのお菓子の名前をみて、形や色、味を想像したものです。
「いちご水」ってどんなのだろう!!
それ以来、ずっと『手作りお菓子』に憧れ、自分の子供に食べさせるのが夢でした。
実際、離乳食のプリンにはじまり、クッキー、パン、ケーキ ポテトチップスなど、なる
べく手作りのお菓子を食べさせました。おせんべいは無理でしたけど…。^^;
ダイアナを初めてお茶に招いた時にアンが用意したのは、
「さくらんぼの砂糖漬け」、「フルーツケーキ」「クッキー」「スナップ」そして
「いちご水」でした。
ところが〜 ナント!
イチゴ水ではなく、ぶどう酒をダイアナに飲ませてしまったのでした。
アンは、マリラが出掛けている間、大人の振りをして、
ダイアナをお茶に招待します。(マリラの勧めで)
アンはダイアナに「いちご水」を棚から出します。
しかしそれはマリラの記憶違いで、そこにあったのは「ぶどう酒」でした。
ダイアナはその「ぶどう酒」が美味しくて、3杯も飲んでしまいます。
そして、酔ってしまうのです。
ダイアナのお母さんは、アンが「ぶどう酒」をわざと飲ませたと腹を立てて、
二人はしばらく会う事も許されなくなります。
マリラは、いくら「いちご水」でも、3杯も飲む食いしん坊のダイアナを
叱ってやりたい…
と、いうのですけどね…。
さて その、問題の「いちご水」の作り方ですが 。。。。
** (簡単)いちご水の作り方 **
木苺(イチゴでも可) 600グラム
砂糖 180グラム
レモン 2個
水 約 1リットル
鍋にレモン以外の材料を入れて煮込み、木苺をつぶす。
木苺を漉した汁にレモン汁を入れて、さぁ出来上がり!!
超簡単です。(^^♪
翻訳家さんによって、「いちご水」だったり、「ラズベリーコーディル Raspberry
Cordial」だったりですね。
要は、イチゴかラズベリー(木苺)、またはブルーベリーでもいいみたいです。
いずれかの実を砂糖とレモン汁で煮込んで、炭酸水を加えてもOKみたいですよ!


そして もうひとつ印象的なお菓子が 「クラブアプルの砂糖漬け」です。
これはアンがグリーンゲイブルズにやってきた日の夕食にマリラが用意してくれたも
のです。
〜〜 3人はそろって夕飯の席に着いた。
アンは食事が喉を通らなかった。
バターを塗ったパンをちびちびかじって、皿の脇に置いてある
帆立貝の形をしたガラスの小皿にのっている
クラブアプルの砂糖漬けをつつくだけでいっこうに食べすすむ様子
はなかった 〜〜
欲しかったのは自分ではなく、男の子だった…と知ったアンは
絶望のどん底で食べる気力がなかったのです。
〜「わたしが食べられなくても、気を悪くしないでね。
どれもみんなおいしいけど、どうしても食べられないの。」〜
クラブアプル は、“山りんご” あるいは、“姫りんご”のことのようです。
私が小さい頃は、庭に「姫りんご」の木があって、
春には桜のような可愛い花が咲き、
秋にはさくらんぼくらいの小さなりんごが実っていたのを覚えています。
形はまさしくりんごなのですが、何しろ小さくて可愛いかったです。
今は亡き祖母がそれをもいで、ジャムを作ってくれました。
りんごジャムとちがって、とっても酸味があったのを覚えています。
「姫りんご」自体が酸っぱかったのか、お砂糖の量が少なかったのかは定かではな
いのですが…。
普通のりんごジャムの何倍も手間をかけて、祖母が作ってくれました。
何が大変って、あの小さな「姫りんご」の一つ一つの皮を剥くことが
気が遠くなりそうな作業だったようです。^^;
さくらんぼの皮を包丁で剥くことを想像してくださいね。
マリラが作った、この“クラブアプルの砂糖漬け”の作り方、私は知らないのですが、
祖母が作っていた「姫りんごジャム」と重なるのでした。

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